荒尾市議会 2020-06-08
2020-06-08 令和2年第3回定例会(1日目) 本文
2020-06-08:令和2年第3回定例会(1日目) 本文 (文書 39 発言中)0
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:◯議長(
安田康則君) 午前10時02分 開会
◯議長(
安田康則君) これより、令和2年第3回
荒尾市議会(定例会)を開会いたします。
直ちに、本日の会議を開きます。
────────────────────────────────
日程第1
会議録署名議員の指名について
2
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
14番
田中浩治議員、15番
橋本誠剛議員、以上2名を指名いたします。
────────────────────────────────
日程第2 会期の決定について
3
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月30日までの23日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
4
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。
────────────────────────────────
日程第3議第48号荒尾市
手数料条例の一部改正についてから日程第21報
告第5号荒尾市
土地開発公社の経営状況についてまで(
提案理由説明・質疑)
5
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 日程第3、議第48号荒尾市
手数料条例の一部改正についてから、日程第21報告第5号荒尾市
土地開発公社の経営状況についてまで、以上、一括議題といたします。
議案の朗読は省略し、件名のみを事務局長をして朗読いたさせます。
前田事務局長。
〔
前田事務局長朗読〕
6
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) これより、上程議案についての
提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。
1、改正の趣旨ですが、
新型コロナウイルス感染症に感染した被用者又は発熱等の症状があり、感染が疑われる被用者に対する
傷病手当金の支給について、熊本県
後期高齢者医療広域連合において、条例の改正が行われたことから、広域連合が支給する
傷病手当金に係る申請書を本市で受け付けるため、改正を行うというものでございます。
2、
改正内容でございますが、第2条の市が処理する事務に、熊本県
後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の規定による
傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を加えるというものでございます。
施行期日は、公布の日でございます。
次のページに条例の
新旧対照表を掲載しておりますので、後ほど御参照願います。
議第50号につきましては、以上でございます。
次に、議第54号令和2年度荒尾市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。
議案書の99ページをお開き願います。
今回の補正は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1,296万4,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額を、
歳入歳出それぞれ73億4,831万6,000円とするものでございます。
また、第2条において
債務負担行為を追加するもので、議案書103ページに記載しておりますとおり、令和3年度から開始予定の
コンビニ収納利用手数料及び令和3年10月からの本格稼働に向けて本年度から
導入準備予定の
事務処理標準システム共同利用クラウド導入負担金の期間及び限度額を定めるものでございます。
補正内容につきましては
議案資料により御説明いたしますので、
議案資料の12ページをお開き願います。
下段の歳出から御説明いたします。
1款の総務費における
一般管理費は、
国保事務処理の効率化、標準化、
広域化等のメリットが見込まれるため、県が推進主体となり、国が開発をいたしました
国保市町村事務処理標準システムの
共同利用クラウド導入に伴う負担金2,059万8,000円の増額と、本年4月の
定期人事異動に伴う職員の異動等による人件費763万4,000円の減額でございます。
なお、これらに対応します歳入として、
国保市町村標準システムの
共同利用クラウド導入に伴う負担金につきましては、歳入4
款県支出金の
保険給付費等交付金において、負担金に関する
歳出補正額と同額を増額し、
国民健康保険事業に係る人件費につきましては、
一般会計からの繰入措置がございますので、6
款繰入金の
一般会計繰入金において、人件費に関する
歳出補正額と同額を減額計上いたしております。
議第54号につきましては、以上でございます。
次に、議第55号令和2年度荒尾市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明をいたします。
議案書の113ページをお開き願います。
今回の補正は、
歳入歳出予算の総額から
歳入歳出それぞれ64万8,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額を、
歳入歳出それぞれ63億3,257万5,000円とするものでございます。
また、第2条において
債務負担行為を追加するもので、議案書117ページに記載しておりますとおり、
コンビニ収納利用手数料の期間及び限度額を定めるものでございます。
内容につきましては、
議案資料により御説明いたしますので、
議案資料の13ページをお開き願います。
下段の歳出から御説明いたします。
1款の総務費における
一般管理費は、本年4月の
定期人事異動に伴う職員の異動等により、人件費65万円を減額いたしております。
内訳といたしまして、
介護保険担当職員の
人件費分が3万1,000円の増額、
地域包括支援センター職員の
人件費分が68万1,000円の減額となっております。それぞれ財源が異なっており、
介護保険担当職員分は、上段の歳入9
款繰入金の
職員給与費等繰入金で同額の3万1,000円を増額し、
地域包括支援センター職員分は、歳入1款保険料、4
款国庫支出金、6
款県支出金及び9
款繰入金における、それぞれの
地域支援事業に関する交付金、あるいは繰入金の
法定負担割合に応じて積算し、合計で歳出と同額の68万1,000円を減額計上いたしております。
なお、上段歳入の10款繰越金2,000円につきましては、前年度
介護給付費準備基金の
積立金利子分の繰越しでございまして、下段歳出6款の
基金積立金において同額を補正し、基金に積み増すものでございます。
議第55号につきましては、以上でございます。
最後に、議第56号令和2年度荒尾市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、御説明いたします。
議案書の129ページをお開き願います。
今回の補正は、
歳入歳出予算の総額から
歳入歳出それぞれ100万1,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額を、
歳入歳出それぞれ8億5,299万8,000円とするものでございます。
また、第2条において
債務負担行為を追加するもので、議案書133ページに記載しておりますとおり、
コンビニ収納利用手数料の期間及び限度額を定めるものでございます。
内容につきましては、
議案資料により御説明いたしますので、
議案資料の14ページをお開き願います。
下段の歳出から御説明いたします。
1
款総務費の
一般管理費は、職員の
人事異動等に伴い、人件費112万円を減額いたしております。
内訳といたしましては、
高齢者医療係職員の人件費が121万2,000円の減額、熊本県
後期高齢者医療広域連合へ派遣しております職員の人件費が9万2,000円の増額でございます。
また、1
款総務費の徴収費11万9,000円は、
コンビニ収納実施準備に係るテスト用の経費でございます。
なお、これらに対応します歳入といたしましては、上段の歳入における4
款繰入金の
事務費繰入金において、
高齢者医療係の人件費に関する補正額と、
コンビニ収納実施準備に伴う補正額を合わせまして、109万3,000円を減額計上いたしております。
また、熊本県
後期高齢者医療広域連合へ派遣している職員の人件費につきましては、年度終了後に広域連合で調整されて本市に納付されますことから、本派遣職員に係る9万2,000円の増額につきましても、上段の歳入における6款諸収入において同額を増額計上しております。
以上で、
保健福祉部所管の議案5件の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
14
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 北原産業建設部長。
〔産業建設部長北原伸二君登壇〕
15:◯産業建設部長(北原伸二君) ◯産業建設部長(北原伸二君) 私のほうからは、産業建設部所管の議案1件、報告2件について御説明いたします。
恐れ入りますが、議案書の145ページをお開き願います。
議第57号令和2年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計
補正予算(第1号)について御説明いたします。
このページから156ページまでが、
補正予算の説明となっております。
内容につきましては、
議案資料により御説明いたしますので、恐れ入りますが
議案資料の15ページをお開き願います。
まず、下段の歳出から御説明いたしますと、1行目の1
款総務費の
一般管理費の補正額342万9,000円は、
人事異動等に伴う増額でございます。
上段の歳入につきましては、歳出の人件費補正額と同額の342万9,000円を、5
款繰入金の
一般会計繰入金を増額するものでございます。
議第57号につきましては、以上でございます。
続きまして、177ページをお開き願います。
報告第2
号繰越明許費の
繰越計算について御説明いたします。
令和元年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計
繰越明許費の
繰越計算は、別紙のとおりであるから、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するというものでございます。
内容につきましては、179ページに記載をしておりまして、令和元年度予算において措置しておりました
繰越明許費について、その限度額の範囲内で令和2年度へ繰越しをする金額を報告するものでございます。実際の繰越額及び財源の内訳を掲載しております。
報告第2号につきましては、以上でございます。
続きまして、議案書の189ページをお開き願います。
報告第5号荒尾市
土地開発公社の経営状況について、御説明いたします。
提案理由といたしましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、荒尾市
土地開発公社の経営状況を議会へ提出するものでございます。
内容につきましては、1、令和元年度荒尾市
土地開発公社事業報告書、2、令和元年度荒尾市
土地開発公社決算報告書、3、令和2年度荒尾市
土地開発公社事業計画、4、令和2年度荒尾市
土地開発公社予算となっております。
主な内容につきまして御説明いたしますので、191ページをお開き願います。
令和元年度荒尾市
土地開発公社事業報告書でございます。
概況といたしまして、緑ケ丘リニューアルタウンにつきましては、残り1区画の戸建用地販売を行うものでございましたが、販売まで至りませんでしたので、(1)土地造成事業、(2)土地処分の事業費はございませんでした。
次のページの192ページをお開き願います。
このページから193ページにかけましては、令和元年度荒尾市
土地開発公社決算報告書となっております。
内容につきましては、決算額で御説明いたします。
1、収益的収入及び支出の収入につきましては、戸建用地販売の事業収益はございませんでしたが、事業外収益といたしまして、預貯金利息や雑収益がございましたので、収入合計額は5万280円となっております。
支出につきましては、支出合計が156万2,864円でございますが、これは年間に必要な維持管理費でございます。
詳細につきましては、203ページから204ページの収入支出決算明細表に記載をしておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。
お戻りいただきまして、194ページをお開き願います。
2、資本的収入及び支出につきましては、このページから195ページにわたって掲載しております。
昨年度は、戸建用地販売に至りませんでしたので、収入、支出はございませんでした。
次の196ページから206ページにかけましては、損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書、財産目録、各種明細表及び決算監査意見を掲載しておりますので、後ほど御参照いただきますよう、お願いいたします。
続きまして、207ページをお開き願います。
令和2年度荒尾市
土地開発公社事業計画でございます。
今年度は、昨年に引き続き緑ケ丘リニューアルタウンの残り1区画の戸建用地販売を計画しております。
1、土地取得造成等計画といたしまして、緑ケ丘リニューアルタウンの戸建用地販売に係る工事費267万円を計上しております。
また、2、土地処分計画では、残り1区画の戸建用地販売価格の988万2,000円を計上しております。
次のページをお開き願います。
令和2年度荒尾市
土地開発公社予算でございます。
第2条の収益的収入及び支出につきましては、予定価格といたしまして収入合計を993万4,000円、支出合計を1,146万円としております。
詳細につきましては、210ページ、211ページの令和2年度荒尾市
土地開発公社予算実施計画に記載をしておりますので、後ほど御参照いただきますよう、お願いいたします。
お戻りいただきまして、209ページをお開き願います。
第3条の資本的収入及び支出につきましては、収入合計が1,000円、支出合計を282万1,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対して不足をする額を収益的支出の事業原価から補填するものとしております。
詳細につきましては、212ページに掲載をしておりますので、後ほど御参照いただきますよう、お願いいたします。
お戻りいただきまして、209ページをお開き願います。
第4条では、支出予定額の流用、第5条では予算の弾力運用を定めております。
続きまして、213ページをお開き願います。
このページから215ページにかけましては、令和2年度における資金計画、予定損益計算書、予定貸借対照表を記載しておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。
以上で、産業建設部所管の議案説明と報告を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
16
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 宮崎
企業管理者。
〔
企業管理者宮崎隆生君登壇〕
17:◯
企業管理者(宮崎隆生君) ◯
企業管理者(宮崎隆生君) 私のほうから、企業局所管の議案3件、報告2件につきまして御説明いたします。
初めに、今回の上程議案2件につきまして、別紙に配付いたしております正誤表のとおり訂正をいたしますので、誠に申し訳ございませんけれども、よろしくお願いいたします。
それでは、議案のほうから御説明いたします。
恐れ入りますが、議案書の13ページをお開き願います。
議第51号荒尾市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでございます。
提案理由といたしましては、下水道事業計画の認可変更に伴い、所要の改正を行うものでございます。
内容につきましては、
議案資料にて御説明いたしますので、
議案資料の6ページをお開き願います。
新旧対照表でございます。
経営の基本の第3条第3項、下水道事業の経営の規模につきまして、現行と改正後の下線部を御覧いただきますとお分かりのとおり、(1)の排水区域の面積を数値表記から文章表記に改め、(2)の排水人口、(3)の1日最大処理能力を本市の実情に即した数値へ改正を行っております。
なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するといたしております。
次に、議第58号令和2年度荒尾市水道事業会計
補正予算(第1号)の説明をいたします。
恐れ入りますが、議案書157ページをお開き願います。
これは、令和2年度荒尾市水道事業会計予算に定めた収益的支出と資本的収入及び支出において、予定額の追加補正をいたしまして、新たに
債務負担行為を追加するものでございます。
第1条では、総則として
補正予算を定めることとし、第2条におきましては、予算第3条に定めた収益的支出の第1款水道事業費用、第1項の営業費用に100万6,000円を追加し、営業費用の補正後を10億1,480万9,000円に改め、これにより水道事業費用につきましても、補正後を10億8,397万4,000円に改めるものでございます。この
補正内容につきましては、他会計間の人事異動による人件費及び令和3年度より開始予定の
コンビニ収納実施に係る費用となっております。
次の第3条では、予算第4条本文括弧書中の2億907万2,000円を1億5,709万7,000円に、1億6,749万5,000円を1億1,552万円に改め、資本的収入及び支出を補正するものでございます。
初めに、支出から御説明をいたします。
まず、第1款資本的支出の第1項、建設改良費に140万円を追加いたしまして、補正後を5億9,467万6,000円に改め、これに伴い、資本的支出の補正後を8億5,155万5,000円に改めるものでございます。
この
補正内容につきましては、山浦地区の消火栓の新設と増設に伴うものでございます。
次に、収入について御説明いたします。
第1款資本的収入において、第3項の他会計負担金140万円と、第4項の補助金5,197万5,000円を追加し、資本的収入を6億9,445万8,000円に改めるものでございます。
この
補正内容につきましては、他会計負担金は支出の建設改良費と同額を
一般会計から繰入れ、補助金は、中央水源地自家発電設備工事が国土強靱化のための3カ年緊急対策に採択されたことから、
国庫補助金として事業費の4分の1を、また、出資金として事業費の3分の1を
一般会計より起債借入れを行うものでございます。
次のページ、158ページをお開き願います。
第4条につきましては、予算第8条に定めた職員給与費に21万1,000円を追加し、同条を予算第9条とするものでございます。
次に、第5条の
債務負担行為の追加について御説明いたします。
表上段の
コンビニ収納利用手数料は、期間を令和3年度から令和6年度までとし、限度額を収納1件当たりの額に収納取扱件数を乗じた額といたしております。
下段の荒尾市水道事業包括委託(第2ステージ)は、期間を令和3年度から令和7年度までの5年間とし、限度額を69億3,830万円でお願いするものでございます。
議第58号につきましては、以上でございます。
恐れ入りますが、議案書の165ページをお開き願います。
続きまして、議第59号令和2年度荒尾市下水道事業会計
補正予算(第1号)について御説明いたします。
令和2年度荒尾市下水道事業会計予算に定めた収益的支出と資本的支出におきまして、予定額の追加をし、
債務負担行為を新たに追加するものでございます。
第1条では、総則として
補正予算を定め、第2条におきましては予算第3条に定めた収益的支出の第1款下水道事業費用、第1項の営業費用に72万2,000円を追加し、補正後を11億6,730万8,000円に改め、これにより下水道事業費用を12億9,583万3,000円に改めるものでございます。
この
補正内容は、人件費増額分として営業費用の処理場費29万1,000円と総係費の43万1,000円でございます。
第3条につきましては、予算第4条の本文括弧書中4億6,080万9,000円を4億6,253万8,000円に、2,717万円を2,732万8,000円に、4,984万4,000円を5,141万5,000円に改め、資本的支出を補正するものでございます。この支出につきましては、第1款資本的支出の第1項建設改良費に172万9,000円を追加し、補正後を5億1,265万3,000円に改め、これに伴い、資本的支出を10億6,344万1,000円に改めるもので、内容につきましては、下水道事業受益者負担金の
コンビニ収納実施に係る費用でございます。
次に、第4条の予算第5条に定めた
債務負担行為の追加について御説明いたしますので、次のページの166ページをお開き願います。
先ほど御説明いたしました下水道事業同様に、
コンビニ収納実施に伴う手数料となっております。
第5条につきましては、予算第9条に定めた職員給与費に72万2,000円を追加補正するものでございます。
議第59号につきましては、以上でございます。
次に、予算の繰越し2件について御説明いたします。
予算の繰越しにつきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により、議会へ報告するものでございます。
内容について御説明いたしますので、恐れ入りますが議案書の181ページをお開き願います。
報告第3号水道事業会計の予算の繰越しでございます。
内容について御説明いたしますので、議案書183ページをお開き願います。
初めに、上段表の建設改良費の繰越額について御説明いたします。
表欄外の南新地土地区画整理事業区画内配水管布設工事外3件におきまして、関係機関や地元との協議に時間を要したため、1億4,413万6,000円を繰り越すものでございます。
下段の事故繰越額につきましては、表欄外の修繕において、
新型コロナウイルス感染症の影響により、部品の納入に期間を要したため22万円を繰り越すものでございます。
次は、報告第4号下水道事業会計の予算の繰越しについて御説明いたしますので、恐れ入りますが187ページをお開き願います。
建設改良費の表欄外の工事委託におきまして、想定以上の修正箇所が見られ、調査・検討の調整が必要となりましたことから、協議に時間を要したために7,101万9,000円を翌年度に繰り越すものでございます。
企業局の説明は、以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
18
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 長谷市民病院経営企画課長。
〔市民病院経営企画課長長谷慎一君登壇〕
19:◯市民病院経営企画課長(長谷慎一君) ◯市民病院経営企画課長(長谷慎一君) 私のほうからは、市民病院所管の議案2件について御説明いたします。
お手元の議案書の17ページをお開きください。
まず、議第52号荒尾市民病院使用料及び
手数料条例の一部改正について御説明いたします。
提案理由としましては、令和2年度診療報酬改定に伴い、選定療養費について所要の改正を行いたいからであります。
内容につきましては、
議案資料により御説明いたしますので、
議案資料の7ページをお開きください。
荒尾市民病院使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例、
新旧対照表になります。
表の右側の改正後でございますが、第4条第1項第3号ア中の、現行の1,650円を5,500円に改め、同号中ウをエとし、イをウとし、アの次にイ再診に係る選定療養費2,750円を加えるものであります。
附則といたしまして、この条例は令和2年8月1日から施行するものであります。
補足説明としまして、今回の選定療養費の徴収は、令和2年度の診療報酬改定におきまして、保険医療機関及び保険医療養担当規則の第5条、一部負担金等の受領が改定され、紹介状なしで病院を受診する患者さんから定額負担を徴収する義務のある対象医療機関が、特定機能病院及び許可病床200床以上の地域医療支援病院へ拡大されたことに伴うものでございます。
次に、議第61号令和2年度荒尾市
病院事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。
本日配付の議案書で御説明いたしますので、その議案書37ページを御覧ください。
今回は、感染症指定医療機関として、
新型コロナウイルス感染症患者の対応のため、医療機器及び療養環境の整備をするために必要な経費を早急に予算化するものであります。また、急に故障し、修理が不可能な医療機器の更新に係る
補正予算であります。
議案書39ページの実施計画を御覧ください。
令和2年度荒尾市
病院事業会計補正予算(第1号)として、まず下段の資本的支出におきまして、
新型コロナウイルス感染症対策機器の購入及びX線透視診断装置の更新として建設改良費、器械備品購入費7,299万円を補正計上しております。
上段の資本的収入につきましては、X線透視診断装置の分4,370万円を企業債にて増額するものでございます。
再度、37ページをお開き願います。
重要な資産の取得に関しては、第4条で、取得する資産としてX線透視診断装置を追加するものでございます。
今回の
補正予算での機器の整備は、感染症指定医療機関であり、地域の拠点病院であります当院にとりましては、必要不可欠なものでございますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
20
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 以上で、上程議案の説明は終了いたしました。
暫時休憩いたします。
午前11時00分 休憩
────────────────────────────────
午前11時10分 再開
21
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより、上程議案に対する質疑を行いますが、この際、議長より申し上げます。
質疑をされる議員は、質問席にて発言されるようお願いいたします。
なお、答弁される理事者は、自席から発言されるようお願いいたします。
また、議事の進行に当たっては、一括議題となっておりますので、通告をされている全ての議案を一括して質疑を行い、一括して答弁されるようお願いいたします。
なお、発言は会議規則第54条の規定により簡明にするとともに、議題外にわたらないようお願いいたします。
それでは、発言通告のうちから順次発言を許します。
まず、3番北園敏光議員。
22:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 質疑に入りたいと思いますけれども、その前に、荒尾市においては特別定額給付金が結構早く届いたのではないかと思います。ちょうど満永総務課長を含め、土日返上で遅くまでしっかりやられたのが反映したなと思いますので、いろいろ市民の声を聞いて、敬意を表したいと思います。どうも、お疲れさまでした。
それでは、通告に基づいて質疑を行いたいと思います。
最初に、議第53号令和2年度荒尾市
一般会計補正予算(第4号)について、2点お伺いします。
7
款商工費の中の一つ、プレミアム付商品券事業費で、国への返還金が1,416万円発生しています。これは、利用が当初予想を下回った結果になっていると思いますけれども、その理由についてお聞かせいただきたいと思います。
次に2点目、道の駅開業へ向けた
特産品開発事業費として594万4,000円が使途されています。委託費が主なようですけれども、この内容についてお伺いしたいと思います。
次に、議第58号令和2年度荒尾市水道事業会計
補正予算(第1号)について伺います。
この
補正予算の中には、
債務負担行為として荒尾市水道事業包括委託(第2ステージ)として、69億3,830万円の限度額が盛り込まれております。
まず、3点お伺いします。
この中で、建設改良費などの工事費や人件費や委託費などの固定費を合わせた資本的支出の合計額が、5年間で約51億6,000万円にもなっております。この工事や委託などの入札や事業者の決定などは、全て包括委託した企業が行うようになるのでしょうか。
次に、2点目ですね。この包括委託の第2ステージの事業期間中に、令和4年度に水道料金の引上げを検討するような御説明がありましたが、この中には、予算の中には、そのように水道料金の引上げが盛り込まれているのでしょうか。
次に、3番目。水道事業の包括委託に関しては、予算規模が高額であり、様々な問題が含まれるために、
補正予算の一部として取り上げるのではなく、別議案として取り扱うような検討はされなかったのでしょうか。
最後に、議第60号
新型コロナウイルス感染症対策予算第2弾、令和2年度荒尾市
一般会計補正予算(第5号)についてお伺いします。
この中で、3の市民・団体を応援に関して、
ひとり親家庭の応援事業は、
児童扶養手当を受給するひとり親世帯を対象に、児童1人につき1万円を支給する内容であるようです。この場合、生活保護世帯は、この1万円は収入認定すべきではないと思いますが、どういう扱いになるのでしょうか。
2番目。保育施設を応援事業には、
新型コロナウイルス感染症拡大の中で、児童の居場所の確保のために頑張る施設への協力金として、対象施設へ677万円が予算化されています。
これは、具体的にはそこで働く保育士さんなどの従業員への支給は、どのような内容で届いていくのでしょうか。
次に、その他。これは私が要望している分を取り上げていただいて、大変光栄に思っております。
指定管理施設への補填として644万3,000円が予算化されていますが、どのような基準で算出し、実際の影響額に対してどれくらいの割合の補填になるのでしょうか。
以上を質疑でお伺いしたいと思います。
23:◯産業建設部長(北原伸二君) ◯産業建設部長(北原伸二君) 議員御質問の1番目ですね、プレミアム付商品券事業費の利用が当初予想を下回った理由についてということでお尋ねをいただいておりますが、昨年度のプレミアム付商品券事業につきましては、市民税非課税者と3歳半までの子育て世帯を対象とした事業でございまして、特に、市民税非課税者におきましては、購入代金を工面できないという理由から、本市における申請率は、県の平均は36.9%、これは上回ったものの、39.9%にとどまった結果となったものでございます。
次に、2番目の道の駅開業に向けた
特産品開発事業費の使途ですね、具体的な内容ということでお尋ねですけれども、本事業につきましては、本市の一次産品を活用した加工品を新たに開発すると共に、既存の加工品を含め、これから試食会とか商談会等を行うことで、商品の魅力向上、販路開拓を図って、さらには、道の駅の開業を見据えたさらなる特産品の開発を行っていくというものでございます。
本事業につきましては、国の地方創生推進交付金を活用し、今年度から3カ年を事業期間として推進していくものでございまして、今年度はそのスタートの年に当たります。市内の関係事業者の皆様と協議を重ねながら、専門的知見を有するコンサルタントに業務委託を行って推進したいというふうに考えております。
24:◯
企業管理者(宮崎隆生君) ◯
企業管理者(宮崎隆生君) 私のほうから、令和2年度荒尾市水道事業会計
補正予算(第1号)について、お答えいたします。
まず、一つ目の資本的支出において、工事や委託の入札や業者の決定を全て包括委託受託事業者が行うのかということでございますが、これは受託事業者からの発注となります。ただし、第一ステージと同様に、物品の購入などにつきましては、地元企業への優先発注をお願いすることといたしております。また、管路の更新や修繕工事につきましては、水道施設工事の許可を得ている市内に本社がある企業の活用を努力義務ということにしております。
次に、二つ目の2)ですね、令和4年度に水道料金の引上げを行うことが盛り込まれているのかということでございますけれども、今回の議決事項は、来年度からの5年間の契約により将来発生する債務を、期間と限度額について
債務負担行為といたしまして議決を求めているものでございます。料金改定については、盛り込まれてはおりません。必要な時期がきましたら、改めて議会に諮ってまいりたいと考えております。
次に、最後の三つ目の3)、
補正予算の一部として取り扱うのではなく、別の議案として取り扱う検討はしなかったのかということでございますけれども、
債務負担行為はあくまでも予算の一部でありまして、公営企業法施行令第17条におきましても記載事項と定めてありますことから、金額や内容等には関係なく、今回も収益的収入及び支出等の他の事業と合わせて提案させていただいているところでございます。
25
:◯保健福祉部長(片山貴友君)
◯保健福祉部長(片山貴友君) 議第60号に関する御質疑の1)
ひとり親家庭応援事業について、お答えをいたします。
現在、支給されております特別定額給付金及び子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、生活保護世帯においては、それらの給付金については収入として認定しない扱いとなっております。
ただ、今回の
ひとり親家庭応援事業につきましては、国から通知がきておりまして、それに従いまして、
支給対象者1人につき8,000円までは収入とは認定せず、8,000円を超える部分につきまして、収入として認定することといたしております。
次に、2)でございます。2)の保育施設応援事業についてでございます。
この協力金は、
新型コロナウイルス感染拡大の中、児童の居場所の確保のために開所し、児童の受入れをしていただいた市内の保育施設等に支給するものでございます。
具体的には、各施設長の御理解と御協力を得ながら、市から職員数に応じて各施設に協力金を支給し、施設から業務に従事した職員の方へお渡ししていただくことといたしております。
26
:◯総務部長(石川陽一君)
◯総務部長(石川陽一君) 北園議員御質疑の、議第60号に関連して、指定管理施設への補填ということについて、お答えいたします。
荒尾総合文化センターをはじめといたします指定管理施設につきまして、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止の観点から、今年度に入った4月、5月についても、多くの日を休館ということにいたしました。本来、その間、開館しておりますれば、得られるべき貸館等の利用料収入を、各施設ごとに過去3カ年の同月の利用料収入の平均額によって算出いたしまして、その差額を全額補填するというものでございます。
なお、実際の影響ということにつきましては、年間を通じて精査する必要があるのかなというふうに考えております。
27:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 ありがとうございました。
それでは、2回目の質疑に入りたいと思います。
最初に、7款の商工費ですね。プレミアム商品券の普及は、全国的になかなか進まなかったので、対応については理解いたしました。
もう一つの、道の駅の特産品の開発なんですけれども、交付金で今後3年間進められるということなんですけれども、この計画については、コンサルタントのほうに委託を検討されているということなんですけれども、私が一番関心があったのは、地元の生産者を含めて、地元の人が知恵を出しながら、どうすればうまくいくかと。私は以前、金山スイカを開発された市の職員さんの話を直接聞いたりもしたんですけれども、熊本日日新聞に大きく、今、3件地元のほうでやられておるとのことで、あれは全国に結構高額でブランドができていくので、その地元の方の声を反映して、きちっとつくり上げていくという上では、その点はどのように検討されているのかなというのを、2点伺いたいと思います。
それと、あと水道事業の関係では、この5年間で50億円を超える規模の工事を、基本的には市の管理を離れて包括委託した事業者が全て行うということですよね。これはやっぱり、民間委託ということですけれども、これが今度のこの議会の
補正予算に入っているので、これを私たちは議員として、賛成か反対かを問われているわけですね。それで、いろいろ、ちょっとやっぱり情報がないと、これは判断できないと思ったわけです。
それで、資料をいろいろ頂きました。大体、荒尾市独自基準というのがつくられて、法定耐用年数を実際の耐用年数に延ばしていくという基準のようですが、この中で、直接伺ったら、その場で情報が明らかにできないということですけれども、建設改良費のほかに固定費として、建設に当たって委託したり、そこに係る人件費とか、その辺の固定費というのは総額では出ているんですけれども、具体的に、大体どれくらいの金額で積算されるというのは、公表はされるのかどうか、これが1点ですね。
それともう一つは、水道料金については、一応、これには盛り込まれていないということですよね。これでは、5カ年の間は、まだ財政的には収支のバランスがとれるということになっていると思うんですよね。それから、3年後ぐらいはちょっと厳しくなっていると思うんです。
ただ、基本的には令和3年ぐらいから検討したいみたいな意見も出たんじゃないかと私は思っているんですけれども、今、このコロナの時期にやはり、例えば、令和4年に計画することであっても、やっぱり、状況は変わっているんじゃないかなと思うんですよね。
それと、この水道料金については、これは熊本日日新聞にありましたけれども、山都町の大矢野原地区の簡易水道が一応無料になったとか、全国でそういうのがあっていますので、この水道料金については、このコロナとの関係で、今後、この第2ステージの中ではどのように位置づけられるのか、それをちょっとお伺いしたいと思うんですね。
それと、包括委託は特別には、何といいますかね、分けて議題には上げないということですが、規模の大きさからいって、私はこれは本当に、賛成か反対かになりますので、やっぱりもう少し、この議題だけでするのであれば、例えば、先ほどの固定費の情報とか、それと荒尾市の独自基準というのをちょっと伺いましたけれども、ぴしっとしたものはないということだったんですね。実際には、大阪とかでは管路の問題で、一般路上では100年とか、福岡市では80年とか、広島市の100年とか、その市町村で基準を決めているわけですね。だから、この基準を努力されて細かくたくさん出されているとは思うんですけれども、その辺を本当に、私がこれならいけると、これはしかし賛成できないとなるような、ちょっと判断が、やっぱり今の資料ではできないものですから、その辺の資料がまた追加していただけるのかどうか、それをお伺いしたいと思います。
あとは、いろいろありましたけれども、ちょっとこれは市民団体応援で、実は、資料を出した後に、私がちょっと市民のある農業をやっている方から聞かれて、学生支援で600人を対象に大学生、専門学生に、地元産のお米とノリを支給されると。だから、これが今、飲食業界が厳しい中で、これは大変生産者にもよかったと思うんですよ。
それで、これがなされて、例えば、生産者の在庫の解消とか、金額的には少ないのかなと思うんですけれども、それで改善するのかどうかというのを、ちょっと追加してお伺いしたいと思います。
28:◯産業建設部長(北原伸二君) ◯産業建設部長(北原伸二君) 再度御質疑をいただきました、道の駅開業に向けた特産品の開発事業について、周りの意見とかを十分聞いたほうがいいということで、どういうふうに進めていくかということでのお尋ねだったかと思いますが、今回の事業におきましても、農水産業の関係者の皆様、それから、飲食業の関係の皆様とか、あと食生活改善推進員の皆様とかとの意見交換、ヒアリングとかワークショップなどをやる予定にしておりまして、現在も関係団体の皆様と事あるごとに一応ヒアリング等は行っている状況ではございますが、今回も市民の皆様のたくさんの意見を聞きながら進めていきたいというふうに考えております。
29:◯
企業管理者(宮崎隆生君) ◯
企業管理者(宮崎隆生君) まず、1点目の固定費をお示しできるかということでございますけれども、今後、プロポーザル等で募集をいたしますので、その内容につきましては、企業の強み、弱みもございますので、今のところは公表はできません。
次の水道料金の猶予措置、減免措置についてということでよろしいですかね。
これにつきましては、今のところ、荒尾市は猶予措置ということを行っております。
水道事業につきましては、どうしても水道料金によって運営をしておりますので、独立しておりますことから、今のところはその減免措置ということは考えておりません。
それと、あと荒尾市の耐用年数の基準についてということでございますけれども、今回、第2ステージでうちのほうで独自で決めているものにつきましては、今までの維持管理等いろいろやった経験をもとにつくっております。
今後、これをまたさらに調整して、延ばしていけるところは延ばしていきたいと思いますので、今のところまだ調整段階であるということで、まだお示しはできないということでよろしいでしょうか。
30:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 3回目になりますので、これで終わります。
道の駅のほうの特産品は、やっぱり、汗を流して努力しただけ成果がでると思います。ぜひ、しっかり地元の方と頑張ってつくり上げていただけたらと思います。
それで、水道事業のほうですけれども、この包括委託については、今度第2期で6年目に入ります。海外では今、二、三十年経って、大幅に料金が上がったりとかいろんな問題が出てきて、再公営化が広がっていると思うんですね。
それで今、最後に宮崎
企業管理者が、さらにこの耐用年数、実際の使用年数を延ばせる分は検討されるということを言われたので、ぜひそうしていただきたいと思うんですね。
私もいろいろ見ましたら、例えば、加圧ポンプで更新年数は大体、最長62年で更新というのと、短いのは22年というのがちょっとあったと思うんですね。それは何か事情があったと思うんですけれども。だから、ぜひそれをやっていただいて、やっぱり、市民負担にならないように、さらに検討していただくということになりましたので、それを要望して質疑を終わりたいと思います。
31
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 次に、14番
田中浩治議員。
32:◯田中浩治君 ◯田中浩治君 議長からの許可を得ましたので、私のほうからは質疑を2件について行いますので、よろしくお願いいたします。
1件目は、議第53号令和2年度荒尾市
一般会計補正予算(第4号)についてです。
様々な税や保険料、使用料を納めるに当たり、担当窓口や銀行、郵便局、集金業務を委託した集金人による徴収がなされております。農協も、その金融機関の一つに入っております。
そして、新たに提案されています、休日や夜間を問わず、営業時間ならいつでも納めることができるコンビニエンスストアも加えた収納方法の多様化に伴い、市民の利便性は向上すると考えます。また、コンビニ側にも、収納代行会社を通じて手数料が入るメリットもあります。
そこで、質疑の一つ目は、
債務負担行為での限度額は収納1件当たりの額に、収納取扱件数を乗じた額とされているのは、まだ分からないことからだと思いますが、想定されている手数料や利用件数、収納率向上における費用対効果について、お聞きします。
二つ目は、コンビニ側は収納するに当たり、個人情報や納付情報などを知ることになりますので、その情報管理についてはどうでしょうか。
2件目は、議第60号令和2年度荒尾市
一般会計補正予算(第5号)についてでございます。
一つ目は、小・中学校施設での対策において、教室への空気清浄機の設置は、夏場のエアコン使用で窓を開ける機会が減ることでの対策でしょうか。教室を密閉させないため、換気の重要性がありますが、窓に網戸がないことでの対策、職員室にも網戸がないことで、特に、夜間については虫などの侵入が懸念をされています。
二つ目は、児童用小マスク1人2枚の購入・支給についてであります。
現在も配布をされています国支給のマスクにおいて、不要であれば回収するといった自治体や団体が全国的に拡大しているようです。
本市でも、不要であれば回収し、より多くの児童に行き渡るような取組については、どうでしょうか。
三つ目は、自主的に開ける地区公民館での避難所対策についてであります。
自主避難所開設用簡易トイレの設置の件ですが、これは市に事前登録が必要なのでしょうか。
そして、コロナ対策は住民や地区公民館役員等で行うことになるのでしょうか。
33:◯会計管理者(大神英子君) ◯会計管理者(大神英子君) 議員のコンビニエンスストア収納に関する御質疑にお答えいたします。
まず、1の
債務負担行為での想定されている手数料や利用件数、収納率向上における費用対効果についてでございますが、収納1件当たりの手数料は、今後、契約を進める中で決定いたしますが、委託する業者、収納する件数によって金額が変わってまいります。
業者からの見積りによりますと、1件当たり大体55円から70円に消費税を加えた額となっており、最大でも税込み77円と考えております。
利用件数につきましては、現在、
コンビニ収納を導入している他自治体の例を参考に、特別会計、企業会計を含め、収納する件数全体のうち、およそ23.8%程度とし、約6万件と想定しております。
費用対効果につきましては、他自治体の状況からも大きな収納率の向上を期待できるものではございませんが、今回、この
コンビニ収納導入につきましては、納付機会の拡大という市民の利便性向上を第一に考えて取り組んでまいります。
次に、2のコンビニは個人情報や納付情報などを知ることになりますが、その情報管理についてのお尋ねでございますが、今後、締結いたします委託契約の中に、情報の適正な管理を行うとともに目的外利用を禁止する旨を、個人情報の取扱いに関する特記仕様書として定め、明確化することで徹底してまいります。
34:◯教育長(浦部 眞君) ◯教育長(浦部 眞君) 議第60号令和2年度荒尾市
一般会計補正予算(第5号)の御質疑のうち、2点についてお答えをいたします。
初めに、空気清浄機の設置でございます。
新型コロナウイルス感染防止対策につきましては、政府の見解でも示されておりますように、長期にわたる取組を見据える必要があると考えており、そうした観点を踏まえ、今回、学校施設に係る環境改善費を計上しているものでございます。
空気清浄機につきましては、夏場の猛暑時や、その後の冬におけるエアコン使用時におきまして、必要な換気は行うものの、窓を常時開けておくことが困難な場合を想定し、空気環境改善に資するものとして設置したいと考えておるものでございます。
網戸につきましては、虫の侵入に対して有効なものでございますが、一方、現状の窓枠の構造上、設置が困難なものがあることや、網戸の性質上、落下の危険性やメンテナンス性の問題などが考えられます。
また、網戸は主に夕方過ぎから夜間にかけて有用であり、その時間帯に使用する学校の部屋は限られることからも、各学校、各部屋一律に設置が好ましいというものではなく、それぞれの学校、各部屋の周辺環境や使用状況など総合的に判断し、部屋ごとに個別に検討するべきものと考えております。
これまでも、学校からは個別の要望に応じ、必要、可能な部分につきましては設置をしておりますので、エアコンの設置や
新型コロナウイルス感染対策といった新しい要素も踏まえながら、現場から必要性が高いと要望があるものについては個別に検討をし、対応していきたいと考えております。
続きまして、二つ目の御質疑の国支給のマスクにつきましては、本市におきましても、最近、各世帯に到着してきているようでございます。先着の地域におきましては、議員のお話のように寄附を呼びかけ、学校、福祉施設等に配布するといった市民団体などの活動も聞かれるところでございますが、本市におきましては現在のところ、学校現場からはそのような声はまだ届いておりません。また、国の支給によるマスクは、各学校にも配布されてきております。
今回、
補正予算の市による支給につきましては、先ほど述べましたように、今後、予想される長期の対応を想定し、計上しているものでございますので、国からの支給分とあわせ、児童・生徒のために有効に使用していきたいと考えております。
35
:◯市民環境部長(松村英信君)
◯市民環境部長(松村英信君) 御質疑の避難所での対策についてでございますが、まず、地域の地区公民館等の自主的な開設につきましては、市への事前登録の必要はございません。市としても、開設状況の把握のために、開設時には市に連絡をいただきたいと考えておるところでございます。
また、開設に当たりましては、それぞれ地区公民館の役員の方や住民の方を中心としまして、3密の回避や専用スペースの確保、資器材の準備など地域として十分な対策が講じられる場合と考えておりますけれども、対策を講じることができない場合には開設をしないなど、感染症対策についての通知を地区のほうに、別途通知を今、準備中というところでございます。
36:◯田中浩治君 ◯田中浩治君 ひと通りの答弁をいただきました。
まず、
コンビニ収納の件についてです。私は、費用をかけて新たに収納できる場所にコンビニエンスストアを含めるということで、収納率の向上になって、それがひいては滞納による収納事務負担の軽減や、督促コストの削減につながればと思っていますが、そうはならないようです。
現在の納付場所より身近で、そして、24時間いつでも納付ができる環境をつくること、収納率アップというよりも滞納が発生しないことを目的としているのかなというふうに、今、答弁を聞いて感じたところです。
そこで、ちょっとお尋ねしますが、私は費用をかけてこのようにコンビニも加えたところで収納場所を拡大していくということであるならば、できる限りその収納率の向上に努めていただきたいなというふうに考えております。
そこで、現在、10月31日まで口座振替キャンペーンが行われておりますね。令和2年度が10月31日まで。それで、この
コンビニ収納というのは来年度から始まるわけでありますけれども、収納代行会社との契約の中で、こういったふうな口座振替の取組とかについては、契約上そういったこともできるのかどうか、お聞きしたいと思います。
それと第5号の件で、国の支給のマスクの件であります。
学校のほうにも、国支給のマスクはきているんだということ、そして、今度新たに費用をかけて学校のほうにマスクを購入するということであります。
我が家のほうにも6月4日の木曜日に、国支給のマスクが到着をいたしました。
それで、見たところ、やっぱり、小さいなというふうに感じました。ですから、私と同じように思っている方々が、私の耳にもいろんな方から「これは使い勝手が悪いな、どこかに寄附したいな。」ということが、やっぱり、声として上がっております。
ですから、では個人的にどこに寄附するかということになれば、ちょっとなかなか難しいところがありまして、厚生労働省のホームページにもQ&Aの中で、布マスクについては、不要であればどこかのほうに、必要な方に寄附してくださいというふうに、厚生労働省のホームページにも記載をされております。ですから、学校のほうで、枚数は現在確保され、今後も確保されていきますが、多過ぎるということはないというふうに思うんですね。ですから、ただ荒尾市の場合は、この国支給のマスクの回収については、現在のところまだ考えていないという状況のようです。
今後も、マスクは多過ぎるということはないというふうに思いますので、ぜひとも様々な団体と市のほうで協議をしていただいて、この国支給のマスクは不要である、我が家には在庫がある、不要であるというような方がいらっしゃれば、ぜひともその回収の取組をしていただきたいと思います。
では再質疑として、
コンビニ収納の件についてお願いします。
37:◯会計管理者(大神英子君) ◯会計管理者(大神英子君) 口座振替の収納代行業者との連携、協力というふうな観点でよろしいんでしょうか。
市といたしましては、やはり、安全で確実な口座振替をもう少し普及させるのが第一だと私どもも考えております。やはり、荒尾市の場合は県内の他の地域に比べますと、口座振替の利用率のほうが若干低いような状況にございますので、昨年は県内の金融機関6行が協力し合って口座振替のキャンペーンを行われていて、現在、市のほうも先ほど議員さんがおっしゃったようにキャンペーンを行っているんですけれども、現在、県内の6行、金融機関のほうも一緒に協力してやっていただいているような状況でございます。
今回の
コンビニ収納の代行業者との直接的な連携だったりとか、その口座振替の普及で一緒になって取り組むというのは、なかなかちょっとそこまでは私ども、今の時点ではまだ考えておりません。
38:◯田中浩治君 ◯田中浩治君 はい。終わります。
────────────────────────────────
39
:◯議長(
安田康則君) ◯議長(
安田康則君) 以上で、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議第48号から議第61号までの議案14件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
この際、議長より申し上げます。一般質問を希望される方は、本日午後5時までにその要旨を文書で通告されるよう望みます。
本日は、これにて散会いたします。
午前11時49分 散会...